【2019年版】飲んだワインを記録できる!おすすめワインアプリ3選
こんにちは。管理人のいろはにほへと(id:winenoiroha)です。
色々なワインを楽しみたい人にぜひ使ってほしいのが、飲んだワインのエチケット(ラベル)や味を記録できるスマホアプリ。
ただ、ワインの記録用に使えるアプリにもいくつか種類があって、すべてがおすすめできるわけではありません。
そこで今回は、ワイン初心者がまっさきにインストールすべきおすすめのワインアプリ3選を簡単にご紹介します。
- 完全無料&日本語対応で使いやすい『Vinica』
- 世界で一番有名な記録アプリ『Vivino』
- 直感的な操作性が快適な『ワインダイアリー』
- 【番外編】ワインの当たり年がわかる『ワインヴィンテージ』
- まとめ
完全無料&日本語対応で使いやすい『Vinica』
今回ご紹介するワインアプリのなかで、管理人が一番おすすめしたいのが『Vinica』です。
Vinicaは、東京・大阪・名古屋でワインスクールを運営しているワインの世界では有名な会社、アカデミー・デュ・ヴァンが運営しているアプリ。
- アプリを立ち上げて「投稿」ボタンをタップ
- エチケットの写真を撮る(最大6枚記録できます)
- ワインの感想や味わい、香り等を入力して登録
上記のたった3ステップで飲んだワインの記録を残せます。
撮った写真をもとに「あなたが飲んでいるのはこのワインですか?」とワインの名前や産地まで自動で紐づけてくれるため、記録を見返すのも簡単。
80,000人以上のユーザーが登録したワインはデータベース化されていて、ワイン名で検索すれば実際に飲んだ人のワインレビューもチェック可能です。
おもしろいレビューやためになるレビューをする人を見つけたら、SNSのように相手をフォローして、ワインの記録を追いかけることもできます。
ワイン関連のアプリやレビューは、日本国内よりも世界のほうが圧倒的に多く、アプリも英語バージョンのものが少なくありません。
その点、Vinicaは日本語アプリです。ワインを飲んで酔った状態でも、スムーズにワインの投稿や設定等をすることができます。
また、ネット環境が悪い場所でワイン記録の投稿に失敗してしまっても、ネット回線がつながったときに再投稿できる機能も完備。
ほかのユーザーが投稿したワイン記録を確認できる「フィード」画面以外では、広告も表示されません。
ワインの記録を打ち込んでいる最中に広告画面に移ったり、広告がポップアップしてきたりしないので、使い勝手も抜群です。
世界で一番有名な記録アプリ『Vivino』
ワインの記録用アプリを紹介する際、『Vivino』を外すことはできません。
日本語には未対応ですが、英語やフランス語、イタリア語、オランダ語などに対応しており、全世界1,000万人のワインラヴァーが愛用している世界一有名なワインアプリだからです。
アプリとしての機能は、VinicaもVivinoもほとんど同じ。
VivinoもVinicaと同じように、「飲んでいるワインのエチケットを撮影するだけ」でワインの記録を残せます。
自分で写真を撮ったワインの記録だけでなく、ほかの人が飲んだワインの記録を参考にできるのもポイント。
ワインの記録を溜めていくと、「これまでに飲んだワインはどこの国のものが多いのか」なども自動で分析してもらえます。
Vivinoは、基本的な機能を無料で利用可能です。
ただ、月額600円のプレミアム会員になると、Vivinoのデーターベースにあるワインラヴァーのレビューだけでなく、ワイン評論家が下した評価なども参照できるようになります。
アプリが英語対応で、ワインのレビューも英語なので、Vinicaよりレビューの数は豊富です。
日本でレビューの少ないマイナーなワインも、Vivinoで探すと評価が残っていることが多く、英語ができるなら一度試しにインストールしてみるといいでしょう。
直感的な操作性が快適な『ワインダイアリー』
VinicaとVivinoは、「迷ったらどちらかをインストールすればOK」な超定番のワイン記録用アプリです。
ただ、アプリのシンプルさなら、『ワインダイアリー』も負けていません。
もともとiPhone用に作られたアプリなので、android版も直感的で使いやすいデザインになっています。
ただ、VinivaやVivinoと違って、「エチケットの写真から自動でワイン名等を紐付ける機能」がないので要注意。
ワインの名前から造られた国や地域、値段に飲んだ場所、感想など、ワインの記録はすべて自分で入力する必要があります。
そのかわり、記録できる項目はかなり多いです。
「色は○点、味は○点、香りは○点で総合○点」といった詳細なレビューを残せます。
ワインのレビューはアプリ内でほかのユーザーとも共有できるので、他人のレビューを参考にしてワインを評価したり、つぎに飲むワインを決めたりすることも可能。
できるだけシンプルにワインのレビューを残したい、スマホのメモアプリ等ではちょっと物足りないという人におすすめのワインアプリです。
【番外編】ワインの当たり年がわかる『ワインヴィンテージ』
エチケットやラベル、飲んだワインの感想を記録するアプリ以外で、ぜひ使ってほしいのが『ワインヴィンテージ』というアプリ。
ワインはぶどうで醸造して造るお酒なので、ぶどうの出来がよければいいワインになりますし、逆に悪天候が続いてぶどうが不作だと質の低いワインに仕上がります。
年度と国ごとのぶどうの出来を把握していると、ワインを選ぶ際に「○年のどこそこで造られたワインだから、きっとおいしい」といった判断もできるようになるわけです。
ただ、年度ごとのぶどうの出来をすべて覚えておくなんて、けっして簡単なことではありません。
ちなみに、ヴィンテージの評価自体はネットで公開されているので、スマホがあれば気軽に調べられます。
ただ、ネットで公開されているヴィンテージチャートは、多くの場合こんな感じで見にくいです。
フランス | イタリア | スペイン | ドイツ | アメリカ | |
---|---|---|---|---|---|
2016 | ○ | ● | ● | ○ | ● |
2015 | ● | ● | ◎ | ○ | ○ |
2014 | ◎ | ◎ | ○ | ● | ○ |
2013 | ● | ◎ | ◎ | ● | ○ |
※あくまでも参考。実際の評価ではありません。
「この国の、この地域のヴィンテージ評価をピンポイントで見たい」
と思ったら、色々なサイトをチェックしたりヴィンテージチャートとにらめっこしたりする必要があります。
しかし、ワインヴィンテージなら、フランスやイタリア、スペインなどの旧世界のヴィンテージ評価はもちろん、アルゼンチンやチリ、南アフリカといった新世界のヴィンテージ評価も個別に調べられるのです。
評価方法も5段階でわかりやすく、1912年から2016年までのヴィンテージ評価が登録されているため、情報が不足することはないでしょう。
貰い物の古いワインの評価を知りたかったり、珍しい古酒を見つけて買うかどうか迷ったりするときにワインヴィンテージをインストールしていると、とても便利です。
ただし、ワインヴィンテージは有料アプリ。
iPhone版は120円ですが、android版は140円と少しだけ高いので、購入する場合は気をつけましょう。
まとめ
- 日本語対応で完全無料、広告もほとんどなくてストレスフリーの『Vinica』
- 英語必須だけど高機能でレビューも豊富な『Vivino』
- 直感的なインターフェースが使いやすい『ワインダイアリー』
- あると便利な『ワインヴィンテージ』
飲んだワインを記録したり、今度飲みたいワインを調べたり、ワインアプリを使いこなせばワインの楽しみ方が広がります。
「飲んだワインのことを忘れてしまう」
「どんな味や香りだったか思い出せない」
ことほど悲しいことはありません。
ワインヴィンテージ以外はどれも無料で利用できるので、気になるものがあったら使ってみましょう。