ワイングラスをおしゃれに収納!ワイングラスホルダーの魅力とは
ワイングラスを何脚か持っていると出てくるのが、「どうやってワイングラスを収納すればいいのか」問題です。脚付きのグラスは割れやすいので、適当に収納しておくわけにはいきません。
そこで今回は、「意外と場所を取って邪魔」「おしゃれに収納するのが難しい」といったワイングラスの収納問題を、簡単に解決してくれるワイングラスホルダーの魅力をお伝えします。
- ワイングラスはきれいに収納するのが難しい
- 省スペースでおしゃれ!ワイングラスホルダーの魅力とは
- 差し込み式がおすすめ!家飲みに最適なワイングラスホルダーを紹介
- ワイングラスホルダー選びの注意点
- まとめ
ワイングラスはきれいに収納するのが難しい
この記事を読んでいる人のなかには、まだ自分用のワイングラスを持っていなかったり、これからワイングラスを買おうと考えていたりする人がいるかもしれません。まずは、どうしてワイングラスはうまく収納するのが難しいのかを説明していきます。
脚つきで重心が高いから普通に立てると不安定
ワイングラスを収納する際に問題になるのは、「不安定さ」です。「リーデル・オー」のような脚のないワイングラスを除けば、ワイングラスはステムと呼ばれる細長い脚がついているものがほとんど。一般的なタンブラーやロックグラスなど重心が低くて安定感のあるグラスと違って、重心の高いワイングラスはちょっと不安定なのです。
そもそもガラス製品なので、落としたりワイングラス同士を強くぶつけたりすると簡単に割れてしまいます。ワイングラスを立てて収納する場合、グラスの割れや欠けを防ぐために少し距離を離して置く必要があります。
ワイングラスを取り出したり収納したりするときにぶつけると危険なので、ワインを離して収納できるように、ある程度大きな収納場所が必要になるのもポイントです。また、キッチンやリビングの隅っこに立てて置くと、グラスのなかにほこりが入ってしまいます。清潔なタオルや布巾をかぶせておけばホコリの侵入を防げるものの、おしゃれではありません。
逆さにすると安定するし早く乾くけど問題も
収納時の安定感を求めるなら、洗ったグラスを逆さまにして水切り用のかご等に置いておくという方法もあります。普通に置くと不安定なワイングラスも、逆さまにすれば安定しますし、水気も短時間で切れるのでお得です。少しのあいだワインを飲む機会がなくても、グラスにほこりが入らないので汚れ等を気にする必要もありません。
ただ、ワイングラスを逆さま状態で収納するということは、グラスの飲み口を水切りかご等に触れさせるということです。ワイングラス専用の水切りかごならともかく、普段ほかの食器を乾かすために使っているものだったら、お皿等の汚れや繁殖した雑菌が飲み口についてしまう可能性があります。
ワインを飲むまえに毎回グラスのふちを洗う、こまめに水切りかごを掃除する、ワイングラス専用の水切りかごを使うなど対策も取れますが、ちょっと面倒ですよね。
洗ったグラスが乾くまで、一時的に逆さまにしておくのはアリだと思いますが、逆さまにしたまま長期保管するのはおすすめできません。
地震が起きたら大切なワイングラスが割れてしまう
収納グッズを使わない場合は、ワイングラスの収納方法は「縦置きする」か「逆さまに置く」のどちらかです。ただ、この置き方だと、地震が起きたり誤ってグラスを倒してしまったりしたら、大切なワイングラスが全滅してしまいます。
割れたガラスはとても危ないです。自宅でワインを楽しむなら、ワイングラスを安全に保管できる収納方法を考えましょう。
省スペースでおしゃれ!ワイングラスホルダーの魅力とは
グラスを立て置きするより安全性も高く、おしゃれで収納力も高いのが、ワイングラスホルダーの魅力です。
デッドスペースを活用するからキッチンや食器棚を広く使える
ワイングラスホルダーには、壁の出っ張りやキッチンの吊戸棚等に固定する吊り下げ式と、テーブルの上などに置くスタンド式のものがあります。戸棚等に差し込んで使うタイプのワイングラスホルダーは、普段使わない高い場所にワイングラスを収納できるのがポイントです。
ひとり暮らしだと、キッチンが狭くてワイングラス用の収納場所を確保できない場合が多いので、ワイングラスホルダーをひとつ持っていれば普段の料理や洗い物がはかどります。
吊り下げ式のワイングラスホルダーは見た目もおしゃれ
吊り下げ式のワインホルダーは、見た目もおしゃれ。ワインバーやおしゃれなレストラン等でもよく使われています。お家にいながらワインバー気分を楽しめるのも、ワイングラスホルダーの密かな魅力です。
逆さ吊りにするとグラスが早く乾くので衛生的
ワインを縦に置いておく場合のデメリットが、「グラスの底に水滴が溜まってしまうのでなかなか乾かない」こと。しかし、ワイングラスホルダーで逆さ吊りにしてしまえば、ワイングラスを丁寧に拭かなくても短時間で乾かすことができます。
ワイングラスホルダーの下にキッチンのシンクがくるように場所を工夫すれば、落ちてくる水滴も気になりません。洗ったグラスを拭くときにグラスを割ってしまうことが多いので、グラスの破損を防ぎたい人にもおすすめです。
差し込み式がおすすめ!家飲みに最適なワイングラスホルダーを紹介
これからワイングラスホルダーを買うなら、簡単に設置できる差し込み式のものを選びましょう。
たった5秒で誰でも簡単に取り付けられる差し込み式
リビングート ヤフー店
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数あるワイングラスホルダーのなかで、管理人イチオシのアイテムは差し込み式。ネジ穴を開けたり面倒な作業をしたりすることなく、ハンガーを戸棚へ差し込むだけで使えるのが特徴です。
「ちゃんと固定できるの?」
と不安になると思いますが、キッチン上部についている棚の扉を閉めておけば、そうそう飛び出してくることはありません。
ただ、大きな地震が起きたとき、戸棚の扉が開いた拍子にワイングラスまで飛び出してしまう危険性があります。紐や糸で戸棚の取っ手を固定したり、ワイングラスホルダーの手前側に輪ゴム等を巻きつけたりして、事故を防ぎましょう。
地震に強くて頑丈なネジ止め式もおすすめ
ノナカ金物店
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「いい感じの戸棚がない」
「地震の備えてワイングラスホルダーをしっかり固定したい」
人には、ネジを使って固定できるワイングラスホルダーをおすすめします。ネジを止めるために穴を開ける必要はありますが、戸棚に対して縦にワイングラスを並べるしかない差し込み式と違って、好きな向きでワインを収納できておしゃれです。
デザイン的にもスリムなものが多く、間接照明等を使えば手持ちのワイングラス収納をおしゃれなインテリアにすることもできます。
おしゃれさ重視の人は小さめのスタンドタイプを選ぶべし
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ワイングラスをたくさん持っている、もしくはワイングラスホルダーを使うほどグラスをたくさん持っていないという人におすすめしたいのが、1脚から2脚くらい収納できる小さめのスタンドグラスホルダー。
リビングや本棚の片隅など、ワインを飲みたいと思ったときすぐに手に取れる位置に固定しておけば、気軽にワインを楽しむことができます。もっとたくさんのワイングラスを吊るせるタイプもあるので、自宅の内装に合うものを選びましょう。
ワイングラスホルダー選びの注意点
ワイングラスホルダーは、種類が豊富です。使いづらいものを買わないように、商品選びの注意点もご紹介します。
手持ちのワイングラスと商品の対応サイズを確認しよう
ワイングラスホルダーは、グラスの脚と台座を引っ掛けることでグラスを固定しています。ただ、ワイングラスによって、ステムの太さや台座の幅はそれぞれです。ワイングラスホルダーのなかには、小さなグラスを固定できないもの、逆に大きなグラスだとうまく固定できないものもあります。
商品を購入するときは、自分のグラスを収納できるかどうかを確かめましょう。
持っているワインの数に合わせてワイングラスホルダーを選ぼう
ワイングラスホルダーは、「持っているグラスの数より少し多めに収納できるものを選ぶ」のがポイント。3脚持っているから3脚分収納できるものを買おう、と思っていたら、そのうち新しくワイングラスを買い足したときに対応できません。かといって、ワイングラスを1脚持っている人が10脚以上収納できるワイングラスホルダーを買っても、邪魔になるだけです。
ピノ・ノワールグラスなど、1脚で2脚分のスペースを取るグラスもあります。少し余裕のある商品を選ぶのが、ワイングラスホルダーを使いこなすコツなのです。
まとめ
大切なワイングラスを、おしゃれかつ省スペースにhttps://blog.hatena.ne.jp/winenoiroha/winenoiroha.hatenablog.com/edit#preview収納したい人は、ワイングラスホルダーを使いましょう。差し込み式のものなら5秒で設置できるので、忙しい人や面倒くさがりな人でも簡単にワインバーのようなおしゃれ収納をゲットできます。
ただし、商品のサイズによっては手持ちのグラスをうまく収納できなかったり、グラスを買い足したときに収納が足りなくなったりすることもあるため、収納力にゆとりのあるものを選んでください。
グラスを逆さ吊りできるワイングラスホルダーは、グラスをほこりから守りつつ衛生的に保管できるおすすめグッズです。ワイングラスの収納場所に困っている人は、好みのデザインのワイングラスホルダーを見つけて、自宅に設置してみましょう。